画像処理のプログラム
2003年7月2日更新
「色で抜き出す」2004年6月9日更新
- 画像処理のための準備(BMPファイルの入出力)
このリンクをクリックするとファイルの一覧が表示されます.
自分のパソコンに適当なフォルダーを作成して,そこにすべてのファイルをダウンロードしてください.
プログラムの実行は,MS-DOSで行います.
t-bmp.exeは実行ファイルなので,MS-DOSで,t-bmpを実行すればプログラムが動きます.
t-bmpは,(入力BMPファイル)を読み込んで,画像データを少し変換(白黒濃淡画像化)して,(出力BMPファイル)を出力します.
BMPファイルは「ペイント」で表示できます.
- 物体抽出(2値化)
t-thresh.c:しきい値を指定して白黒濃淡画像を2値化するプログラム
t-histg.c:ヒストグラムを求めるプログラム
- 輪郭(エッジ)抽出
t-edge.c:1次微分,2次微分による輪郭抽出プログラム
t-edge2.c:テンプレートマッチングによる輪郭抽出と
しきい値による2値化および細線化プログラム
- 雑音除去
t-smooth.c:移動平均による雑音除去プログラム
t-median.c:メディアンフィルタによる雑音除去プログラム
- コントラスト強調
t-amp.c:濃度値(明るさ)をn倍する方法
t-expand.c:濃度値の範囲を広げる方法
t-plane.c:濃度ヒストグラムを平坦化する方法
- 特徴抽出
t-featur.c:特徴パラメータの計算と物体抽出
- カラー画像
t-cbar.c:適当なサイズ(幅は8の倍数)のダミー画像(dummy.bmp)を読み込んで,それと同じサイズのカラーバー画像(colorBar.bmp)を出力する.
t-yhs.c:24ビットRGB画像を読み込んで,輝度画像(y.bmp:輝度をそのままモノクロ濃淡画像にしたもの),色相画像(h.bmp:色相113°の赤を基準とし,色相が113°に近いほど明るく,113°から遠いほど暗いモノクロ濃淡画像),彩度画像(s.bmp:彩度が大きいほど明るくしたモノクロ濃淡画像)を出力する.また,色相を指定した角度分回転したカラー画像(tranN.bmp:Nは指定した角度)を出力する.
t-circle.c:512x512のダミー画像(dummy512.bmp)を読み込んで,輝度Yを指定して,横軸C2(B-Y),縦軸C1(R-Y)のカラー円画像(circleY.bmp:Yは指定した輝度値)を出力する.
- 色で抜き出す
t-hist2d.c:2次元ヒストグラム(RG, RB)の生成
t-histHS.c:2次元ヒストグラム(HS)の生成としきい値による画像の切り出し
- 幾何学変換
t-scale.c:3通りの計算法(間違ったやり方・最近傍法・線形補間法)で拡大・縮小を行う.
t-shift.c:平行移動.
t-rotate.c:回転.
- 周波数処理
t-FftImage.c:(image.h,bmp.c,fft1.c,fft2.c,fftImage.c)
濃淡画像を2次元FFTで周波数空間に変換し,振幅特性を濃淡画像化する.
ただし,image.hのX_SIZEとY_SIZEの行は削除.入力画像のサイズは固定.また,テキストのfft1.c, fft2.c, fftImage.cの#include行を削除.
t-FftFilt.c:(image.h,bmp.c,fft1.c,fft2.c,fftFilt.c)
濃淡画像を2次元FFTで周波数空間に変換し,通過帯域を指定して周波数空間でフィルタをかけ,それを実空間に戻した(逆FFT)画像を出力する.